今日は梵珠山に行って、コケ植物の観察をしてきました。
去年からほんの少しコケに興味を持ちはじめ、少しずつ種類と名前を覚えてきています。
今日は15種類ほどのコケを観察してきました。
立派なオニグルミの木の幹の下の方が、びっしりとコケで被われています。この写真は、下の方にオオトラノオゴケ、その上にネズミノオゴケです。
さすがトラの尾は、ネズミの尾より大きくて立派です(笑)
こちら、オオトラノオゴケ。
こちらはちょっとピンボケですが、ネズミノオゴケ。
これは、猪が頭を出しているように見えることから、イクビゴケという名が付いています。朔の枝が極端に短いので、こんな形になっているんですね。
手前に置いたスケールは、ピントが合っていませんが、ボールペンの先です。
これは、朔だけが土の上に出て、葉が見えないのでハミズゴケといいます。
この朔を引っぱって抜くと、下の方にスギゴケに似た退化した葉がついています。
葉に光があたらなくて、どうやって光合成をしているのかと思ったら、周辺の土が緑色になっているところが原糸体で、ここで光合成をしているのだそうです。
なるほどね〜。おもしろいコケですね。
コケって、ルーペや顕微鏡で観ると、本当に美しくてどんどん虜にされてしまいます。
そして、知れば知るほど奥が深くて抜けられなくなるのですね。