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イシイルカの頭骨

イルカはホニュウ類ですが、臭いは魚と同じです。
その異臭は最初とてもきついですが、人の臭覚はすぐにマヒしてくれるので、時間が経てば気にならなくなってしまうのは、すごいことです。

イシイルカの大きな頭は、ものすごく魅力的でした。

まずは、頭のてっぺんに空いている鼻孔。
イルカの鼻孔は呼吸器官である噴気孔としての役割だけで、臭覚はないそうです。
穴はひとつしかありません。

イルカはクジラの仲間(クジラ目)ですが、クジラ目はヒゲクジラ亜目とハクジラ亜目に分かれ、イルカはハクジラ亜目に分類されます。
ホニュウ類で鼻孔が1つしかないのは、ハクジラ類だけだそうです。

ハクジラと言うくらいですから、やはり歯があります。
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でも、こんな小さな歯では、すべり止めくらいの役割しかなさそうです。

下あごを、骨だけにしたものはこちら。
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なんとも頼りない、細くて小さな歯ですよね。

頭骨は、正面から見ると、こんな形です。
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中央の2つの穴は鼻腔です。外見の穴はひとつでも、中はちゃんと2つあるのですね。

深くえぐれている部分に鼻腔の内部が、その前方には「メロン」と呼ばれる脂肪組織が乗っていました。
メロンは、鼻腔部分で出した音波を集中する器官です。
写真を見てわかるように、頭部の形は左右非対称ですが、なぜそうなのかはまだよくわかっていないようです。

イルカは、反射して戻ってきた音波を顎の骨で受け取ります。
その振動は、こんな変った形の耳骨に伝えられるのです。
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なんでも、これが化石となったものは、サーファーの間でお守りにされているとか。

これは、頭骨を裏側から見ると、左右にこんな位置で収まっていました。
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イルカの頭骨って、奥が深いですね〜。

※イシイルカの頭の解剖、及び知識は、Wisdom96さんに教えていただきました。


↓この本、面白そう。買ってみようかな。
「川に生きるイルカたち」
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by Rika_Joppari | 2008-11-09 18:52 | 動物 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 団長 at 2008-11-19 15:08 x
やっと、イルカの頭部の記事をアップしました。

と言っても、こちらの話題にリンクしただけの内容ですが・・・

やはり耳骨が魅力的です。


Commented by Rika_Joppari at 2008-11-20 04:40
団長さん、リンクありがとうございました。
先日、二つ目の頭を処理しました。こちらはやはり下あごが砕けていて、耳骨のひとつ割れていました。でも、それはそれでまたいろいろと観察できる材料になったので、おもしろかったです。