私の職場では、鳥が窓ガラスに当たって死んでしまうことがたびたびあります。
そして、そういう鳥の死骸が見つかると、その情報は必ずといっていいほど私のところに届くのです。
昨日も、
「あそこに鳥が死んでるんだけど・・・。」
そう言われたら、
「あ、そう。」
では済みませんよね。
そして、回収作業に入るのです。
今回は、キジバトでした。
「もう少しで冬休みなので、標本をつくる時間はたっぷりあるな。」
なんて考えながら、いつものように新聞紙に包んで冷凍室に入れました。
思い出せば、私が最初に骨格標本を作ったのは、生徒が持ち込んだドバトでした。
あのときはまだ、骨の形でどこの骨か判断できず、組み立てるのに相当苦労しました。
そして記念すべき第1号の標本が、これです。
これは今でも、私の宝物です。
もうひとつの翼と足も、こんな風になってます。
それ以来、鳥類の全身骨格標本が、ダチョウ・ヒヨドリ・フクロウ・カラス・・・
と増えていき、もう病みつきになってしまいました。
キジバトを理科準備室の冷蔵庫の冷凍室に入れようとしたら、他にも鳥が入っているのを思い出しました。
見ると、スズメ2羽、ハクセキレイ1羽、ホオジロ1羽、アオバト1羽・・・
それに、一番大きなスペースを占領しているのが、あのイルカの頭。
もう、冷凍室は満員御礼でヤバイ状態です(^^;
冬休みは、忙しいな・・・。