中学校1年生では、裸子植物の代表としてマツの花のつくりを学びます。
風媒花であるマツの花粉は、顕微鏡で観ると丸い花粉に2つの空気袋がついていて、風に乗って飛ばされやすい形になっています。
花粉の向きによっては、ミッキーマウスの顔のようにも見えるので、生徒には人気です。
3年生になると、さらに花粉をショ糖水溶液やショ糖を入れた寒天などを使って、花粉管が伸びるのを観察したりします。
これには、花粉管の伸びるのが速いインパチェンスの花粉を使うことが多いのですが、先日はじめて、マツの花粉をショ糖水溶液に入れて1日置いてみました。
・・・というのは、3年生の授業で使ったショ糖水溶液などをずっと片付けないでいたからなのですが(^^;
ショ糖水溶液につけて、約24時間経ったマツの花粉です。
マツの花粉管を見るのは初めてなので、本当に花粉管かどうかはわかりませんが、なんだかひものようなものが伸びてますよね。