先日の朝、職員玄関に入ろうとしたところ、
生徒「先生、あっちに大きな鳥が死んでたよ。」
私 「え?どこどこ」
生徒「すぐそこ。先生、拾いに行く?」
私 「どれどれ、行ってみようか。」
生徒「こっち、こっち。」
と言うやいなや、生徒はすぐに走りだしてしまいました。
私は、玄関にカバンを置いて、後を追いかけていきました。
ちょっと高いヒールのサンダルだったので、走りにくいのなんのって!
どんどん生徒との距離が広がってしまいました。
私「まだなの〜。ずいぶん遠いね〜」
生徒はひたすら走り続けて、もう姿も見えなくなってしまいました。
2分くらい、走らされたでしょうか。
やっと、道路わきに立っている生徒の姿を見つけました。
ゼイゼイしながら、
私 「すぐそこって言うから走ってきたのに、ずいぶん遠いじゃないの。」
生徒「自転車だったからすぐ近くだと思ったけど、走ったら結構あった。」
そこに死んでいたのは、フクロウでした。
外傷が少しありましたが、比較的きれいな死がいです。
私 「失敗したな。袋持ってくればよかった。」
生徒「えぇ〜っ!先生、そのままつかんで持っていくの?」
私 「仕方ないじゃん。何にも持ってこなかったんだもん。」
ということで、そのフクロウをぶら下げて、2人で学校に戻りました。
これがそのフクロウです。
フクロウは、左右の耳の位置がずれているとか、眼球の形が球形ではないなど、他の鳥と違った特徴があるので、生徒とじっくり観察しようと思います。