以前、駐輪場に置いてある生徒のヘルメットの中に、せっせと小枝を運んで巣作りをしている小鳥がいました。
最初はそれが小鳥の仕業だとはわからず、生徒のいたずらではないかと、集会を開いて全校生徒に注意を促したりもしました。
その後、その小鳥は駐輪場の隅っこの、こんなところに巣をつくって卵を産んであたためていました。
生徒には、親鳥を刺激しないようにと指導しているのですが、最近卵が孵化したという情報を得て、生徒にはナイショで巣の中をのぞきに行きました。
そ〜っと近づいたのですが、親鳥は私に気付いて、バタバタと逃げていきました。
黄色いお腹が見えたので、キセキレイのようです。
ごめんね。ホンノちょっと覗くだけだから・・・。
中を見ると、まだ羽毛も生えていない、丸裸のヒナが3匹いました。
そして、まだ孵化していない卵が2個。
こんなに丸裸だったら、はやくお母さんにあたためてもらわないといけませんね。
「もう行くから、ごめんなさい。」
と言って、巣を離れました。
お母さん、すぐに戻ってきてくれたかな。