明日は世紀の天体ショーが期待できるはずの日食の日ですが、どうやら天気は期待できそうにありません。
外は今も強い雨が降っていますが、明日の天気予報は朝から雨。
でも、かろうじて9時から曇りとなっているので、わずかな望みを託しています。
今日は終業式の後、明日の日食観察会のための説明会を行いました。
ニュースなどでは、皆既日食観測のために悪石島に入った人々を取材したり、お祭りムードでにぎわっている人々のようすを伝えています。
でもこの皆既日食、「不吉なもの」ととらえている国も少なくありません。
たとえば、
インド。
<以下引用>
「皆既日食で暴動が起きる」、占星術師が警告
ヒンズー教の神話では、日食はラーフ(Rahu)とケトゥ(Ketu)という魔物が太陽をのみ込むことによって起きる現象と考えられている。生命の源となる光が奪われることで、食物や飲料水も生き物が口にしてはならないものに変わるとされる。
<引用ここまで>
そして、
中国。
<以下引用>
不吉とされる皆既日食、風水師「五輪に影響なし」
【7月30日 AFP】五輪の開幕を1週間後に控えた8月1日、中国では伝統的に「不吉」とされている皆既日食が中国でも観測される。だが、占星術師や風水師は「五輪には特に影響はなく、怖がる必要はない」との診断を下している。
<引用ここまで>
そして、
ネパールでも。
考え方や宗教の違いが、国の姿勢の違いとなって現れている1つの例ですね。
いろいろと考えさせられるものです。