週末は埼玉で行われた研究会に参加し、今朝飛行機で戻ってくるなり午後から弘前の研修でした。
内容は、
津軽ダム建設現場の見学です。
まずは、バスに乗る前に配られたヘルメット。
「国土交通省」という文字が威厳を放っていますね。
これ、「バスに乗っているときからかぶってください」と言われました。
全員ヘルメットをかぶって座席に座っているバスの中の様子は、なんか異様(笑)
津軽ダムは、現在使っている目屋ダムから約60m下流に、高さ97.2mで建設されるそうです。
左下に写っているのが目屋ダム。
白い矢印が指しているとここが、津軽ダムの頂が通る位置なのだそうです。
次は原石仮置ヤードという、掘り出した岩石が置いてあるところです。
この岩石は砕かれて、ダムをつくるコンクリートにされるそうです。
そこにあった重ダンプの大きいこと!
このタイヤは6本で500万円、そしてこの重ダンプは1台1億円だそうです。
ここに5台並んでいたので、これで5億円!
当然、一般道路は走れないので、部品をここまで運んで組み立てるのだそうです。
燃料は軽油で、燃費は1リットル1kmくらいだとか。
津軽ダム建設のために、砂子瀬、河原平という地区が水没することになります。
移転のために使われなくなった砂子瀬小学校の校舎は現在「砂川学習館」として利用されています。
展示室の窓から外を眺めると、ダムが完成したときの通常の水位が赤白の板で標されています。
満水時は、さらにこれよりも10m高い位置だそうです。
ダムの完成は平成28年。
そのときには、ここはもう湖の底ということです。