こちらは、このかわいいテンを解剖した写真をアップしています。
生々しい写真ですので、見る勇気のある人だけ続きを開いてください。
まずは、お腹を開いて最初に出てきたのはこれ。
腹膜の大網という部分でしょうか。
これをめくると、腸が実にコンパクトに収まっています。
そして肝臓。
本当に大きい臓器です。
中央に白く見えるのは胃。
ソラマメのような形とは、よく言ったものです。
2つの腎臓は左右対称ではなく、上下に少しずれてついています。
このあと胸腔を開いて気管から空気を入れ、肺を膨らませるお決まりの実験で大いに盛り上がりました。
胃を開いてみると、主に昆虫を食べていることがわかりました。
背骨に沿って走っている2本の腱を引っぱって、しっぽを振ってみたり。
解剖ははじめてというメンバーもいたので、本当に隅から隅までという感じで観察を終わりました。
この後はまた、いつもの全身骨格標本づくりです。