北海道寿都町で開かれた、理科サークルの冬の合宿で、子どもたちのために実験教室を行いました。
液体窒素の実験や霧箱で放射線の観察など、子どもたちは理科に関する様々な体験をしながら学びます。
東北に住んでいる私にとって、とても興味をもったのが、この津波モデルでした。
普通の波と津波との、波のエネルギーの大きさの違いを説明しています。
写真では、防波堤に見立てた白い障害物を、津波はなんなく乗り越えているところです。
会場の地域の近くでも、かつて奥尻島でひどい津波の被害がありました。
日本に住んでいる以上、地震や津波はいつどこで遭遇するかわかりません。
子どもたちはこのような実験を通して、自然災害の怖さと防災について学ぶことが大切なのだと思います。