一昨日から盛岡に来ているついでに、以前から一度行ってみたかった岩手県立博物館に行ってきました。
1月4日から「大津波被害と博物館」という特別展示が始まるということだったので、昨日ではなく今日行くことにしたのです。
展示室は1階と2階のみですが、入り口ホールは広く落ち着いた雰囲気で、自然、歴史、文化の展示内容は質が高くとても見応えがありました。
中でも気に入ったのは、イヌワシの剥製を使ったこのジオラマ。
凄い迫力でしょ。
特別展は、以前
青森県立郷土館で自然史標本の津波被害の話を聞いていたので、大変興味のあったところでした。
三陸沿岸で津波被害の瓦礫から救出された文化遺産・自然遺産を一つ一つ洗浄し、修復する作業は気の遠くなるほど手間と時間のかかる作業なのだと思います。
それらの作業工程や復元されたものが、いろいろと展示されていました。
中には、このように瓦礫から取り出されたままの状態のものも展示されていました。
これを復元するには、ほとんど発掘作業と同じですね。
外の植物や岩石の展示は、雪がかぶっていましたが、天気もよく気持ちのよい散歩道でした。
最後にミュージアムショップで、岩石と鉱物の標本を買い、大満足で帰りました。