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骨のあれこれ2

草原を歩いていると,かなりの頻度で動物の骨を見つけます。
人が食したものなのか,それともオオカミに食われた家畜なのかわかりませんが。
一度だけ,牛のような大きな動物が1頭,水たまりで死んでいるのを見かけました。

これはウマの顎だと思われます。
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近くには頭部もありました。
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ヤギの顎でしょうか,これをリュックに忍ばせて持ち帰ろうとしたのですが,やっぱり空港の検疫で没収されました(^^;
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道のわきには,オボーと呼ばれる,このように石を積み上げたものがあちこちに見られました。
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その土地の守護神が宿るのだそうです。

天の神様にいけにえをささける場所を,神様にわかりやすいようにつくるオボーもあるようです。
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中にあるのは,いけにえにされた動物の骨なのでしょうか。
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ある朝ヤクの群れを撮影していたら,その群れを見下ろす丘の上に,2羽のクロハゲワシを見つけました。
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弱って倒れるものを待っているかのように,じっと群れを見ていました。
このハゲワシだって,生きるために餌を探すのに必死なのでしょう。
日本にいるとなかなか骨を見る機会が無いので,骨を集めている私などは,いつも変な人のカテゴリーに分類されてしまうのですが,ここにいると,骨はその動物がこの世に生きていた証のように思えてきます。
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# by Rika_Joppari | 2015-09-15 23:13 | | Trackback | Comments(2)

骨のあれこれ1

モンゴルの旅の中では,いろいろなところで動物の骨を見ることができました。
骨好きの私にとっては,ワクワクするところです。

最初に目にしたのは,お土産やさんにあった「ジャガイ」という,ヤギや羊など家畜のくるぶしの骨。
これは,子どもがおはじきとか占いとか,いろいろと遊びに使うのだそうです。

これは4つの骨をサイコロのように投げて,面の向きによる骨占いの表のようです。
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1個500Tg(約30円)で売っていました。
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早速4個買って,大事に持ち帰ったのですが,なんと空港の検疫で引っかかり,取り上げられてしまいました。
(T^T) グスン

このことからも,家畜はモンゴル人の生活に密着したものであることが伺えます。
遊牧民にとっては生活の糧というか,生活そのもののように思います。

旅行中,ひどい雨に見舞われた日があり,移動途中に寄った街で昼食をとる予定だったのが,レストランはどこも閉まっていました。
仕方なく次の街まで移動していたら,小さなゲルで食べ物を作っているようなところがありました。
聞いてみると,焼うどんか肉うどんならできるということで,そこでお昼にすることにしました。
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焼うどんは,ツォイワンといってモンゴル料理定番のもの。
私はウランバートルに着いて最初に食べたモンゴル料理でした。
ここでは,肉うどんを食べることにして,ゲルの中で雨を凌ぎながら料理ができるのを待ちました。

ゲルの中はこんな感じで,中央に鉄製のストーブがあり,鍋をかけて料理をします。
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出汁をとった肉(たぶん羊)の骨は,塩味が付いていて,これもしゃぶって肉を食べます。
もちろん,私たちもいただきました。
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奥で肉うどんに入れる肉を切っていたおじさん。(2つ上の写真の奥)
仕事が終わったら,この骨つき肉を一緒に食べ始めました。手に取ったのはたぶん上腕骨。
そして,なたのような包丁で骨を割り,中の骨髄をすすってきれいに食べていました。
ちょっと驚きましたが,なるほど無駄にしないように,そこまできれいに食べてしまうんだ,と思いました。
大切に育てた家畜を潰して命をいただく国の人から,大切なことを学んだ気がします。

ようやく出てきたうどんがこれ。
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塩で味をつけたシンプルな肉うどんでした。
美味しかった。
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# by Rika_Joppari | 2015-09-06 10:29 | | Trackback | Comments(0)

何もないを見に行く

毎年夏休みが終わると,すぐに文化祭の準備と教育実習生の指導,そして文化祭後には新人戦と,1年で最も忙しい時期に入ります。
その文化祭も昨日で終わり,今日はほんのちょっぴり中休みというところかな。

今年の夏休みも,いろんなところに行きましたが,何と言っても初めてのモンゴルが一大イベントでした。
友人に「今度モンゴルいくんだ。」と言うと,よく言われたのが,
「モンゴルって何があるの?」ということば。
私は,「んー,何にもないところを見てみたいから」と答えます。

360度,見渡す限り何もない草原。
日本じゃ絶対見られない景色です。
実際にウランバートルを出ると,丸2日間車でひたすら走っても,景色は全く変化しません。
前方にある丘を越えると,また草原が広がり,遠くにまた丘が見えます。
それがなんどもなんども繰り返されます。

時々見えるのは,ゲルとその周りに点々と見える羊や牛の群れ。
想像していた通りの景色が,目の前に広がっていました。
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こんなところに長くいると,狭い日本で毎日あたふた生活しているのが滑稽に思えてきます。
時間の流れ方が全くちがう空間にいるみたいでした。
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# by Rika_Joppari | 2015-09-03 23:21 | | Trackback | Comments(0)