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ケンミジンコ

中学校1年生では,水中の生物の観察を兼ねて,顕微鏡の使い方の練習をします。
同僚の先生が,田んぼや堰などから取ってきた水の中に,ケンミジンコがいました。

観察していると,卵を抱えた個体がありました。
動きが素早くすぐ視界から逃げてしまうので,じっくり観察するのは難しいのですが,いろいろと工夫をして,やっと顕微鏡下のケンミジンコをiPhoneで撮影することができました。
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最初は卵の塊は2つ同じ長さできれいに収まっていたのですが,動かないように水を減らしたら,卵が外れて散らばってしまいました。

こちらの写真は,体の中の卵もはっきり写っています。
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雌雄同体の体内で受精させて産み出しているのでしょうか?

いつも見ているミジンコも可愛いですが,こちらもなかなかキュートですね!
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by Rika_Joppari | 2015-09-03 21:31 | 実験・観察・研修

太陽黒点

大きな黒点が出ているということで、先ほどカメラを構えて撮影してみました。
2012年の金環日食の時に買った、ND100000のフィルターが活躍です。
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明日からまた天気が崩れそうなので、次に撮影できる時には、移動している様子がわかるといいです。
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by Rika_Joppari | 2014-10-26 09:45 | 実験・観察・研修

フタモンアシナガバチの巣

毎年この時期になると、我が家の車庫の屋根に、フタモンアシナガバチの巣ができます。
特に危害を加えるハチではないので、そのままにしてあげてもいいのですが、洗濯物にまつわりついたりするので、やはり駆除することにしました。

まだ小さめの巣でしたが、全部で4つもありました。
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落ちてきた成虫は、一応ピンセットでつまんでエタノールに浸けておきました。
ハチのからだは、昆虫のからだのつくりの見本にちょうどいいのです。
巣ですから、当然幼虫も蛹もいます。
巣に殺虫剤を吹きかけても、幼虫はまだ生きていますね。
さすがの生命力です。


あとから、蛹の蓋を破って、引っ張り出してみました。
幼虫から成虫まで、いろんな段階が観察できます。
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後で小瓶に入れて、アクセサリーをつくろうと思います。
夏休み最後の週末、大人の自由研究でした(^^)/
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by Rika_Joppari | 2014-08-16 12:01 | 動物

ヒノキとサワラ

昨日の研修会は、樹木医の先生にお話をうかがいながら、弘前公園の植物を観察して歩きました。

今年はもうすでに、あちこちで目撃しているアメリカシロヒトリ。
これはメスのフェロモンを塗ってオスをおびき寄せるトラップだそうです。
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中にはこんなにたくさんとらえられていました。
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卵は葉の裏に産みつけられ、蜘蛛の巣のような糸でおおわれています。
孵化してもしばらくは糸の巣の中で暮らしているので、そこから出てしまう前に薬で殺してしまうのだそうです。

これは、ヒノキとサワラの違いを教えてもらったときの写真です。
葉の裏を見ると、ヒノキは白くYの字(左)、サワラはXの字(右)に見えるというのですが、私はどう見てもYではなく両手両足を広げたヒトの姿に見えてしまいます。
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次は蓮池に行きました。
これは花が終わった後の実です。
割って種子を出してみました。
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周りの皮をむいた白い中身は食べられるのだと聞いて、早速食べてみました。
ほんのり甘い感じがして、どちらかと言えば美味しい味でした。
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最後に今年から改修工事が始まる天守閣の石垣を見ました。
確かに中央部分が膨らんでいます。
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今年はこのあとお堀を埋め立てて足場を組み、来年はお城を本丸に移動するのだそうです。
来年の桜まつりは、お堀の下からお城を見上げることができるかもしれませんね。
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by Rika_Joppari | 2014-08-05 22:07 | 植物

暗門の滝とブナ林

土曜日の水生生物調査は午後だったので、私は一足早く現地に入り、午前中、暗門の滝とブナ林散策道を回って戻ってきました。
雨も降らず、かんかん照りでもなく、ちょうど良い気候でとても気持ちのよいトレッキングでした。

歩き出して早々、羽根のないフキバッタを見つけました。
おっと、お取り込み中失礼(^^;
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ひらひらと舞い降りてきたチョウは、ミドリヒョウモンでしょうか?
翅の裏側は見えませんでした。残念。
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第2の滝と第1の滝の間の川沿いの道の横の崖に、ソバナでしょうか、可憐な花を咲かせていました。
背景の柱状節理もまた美しく、両方をフレームにおさめてみました。
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第1の滝は、いつ来ても激しい水しぶきで、近づくと天然のシャワーを容赦なく浴びせかけられます。
カメラのレンズも水滴で曇ってしまうので、クリアな写真が撮れません。
少し離れたところで、やっとこの写真を撮りました。
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帰りは下まで降りて河原でひと休みしながら、おにぎりをひとつかじっていると、岩の影からカナヘビのような小動物がちょろちょろ顔を出していました。
ふとその横を見ると、キフネツリがきれいに咲いているではありませんか。
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再び歩き出し、ちょっと遠回りをしてブナ林散策道を通って戻ることにしました。
ブナ林に入るとすぐに、ガクアジサイに集まるヨツスジハナカミキリを見つけました。
おや、これまた失礼・・・別にこういうところばかり探しているわけではないのですが・・・(汗)
ん? 左にいる小さな甲虫は何かな?
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そして、ホウキタケの仲間だと思います。
結構大きな固まりだったので、ワクワクしました!
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ブナの新緑は眩しいほどに目に焼き付きます。
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約3時間の散策、
久しぶりに、思いっきり森林浴を楽しみました。
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by Rika_Joppari | 2014-07-29 00:47 | 自然

水生生物

今月の理科サークルの例会は、弘前大学の先生が行っている暗門川の水生生物調査に同行させていただきました。

この日は河床間隙の動物を採集するのが目的でした。
そのために考案された採集器を使って、河床間隙の水をポンプでくみ上げています。
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濾過して集めた試料ですが、この中に求めている動物はいるでしょうか。
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その後私たちは、河川の底生動物の観察をさせてもらいました。
ベントスの専門家の木村先生にご指導を仰ぎながら、採集の仕方から動物の同定まで、いろいろと教えていただきました。
水質調査の指標となる水生生物などは、中学校の授業でも扱いますが、実のところこうやって実際に採集して観察するのは初めてでした。

最初に見つけたのは、ヒラタガゲロウのなかま。
手にとってみると、ピタッと貼り付くように腹側が平らになっているのがわかりました。
背側は平たいドーム型になっていて、なるほどこれで流れの速い川底でも留まっていられるのですね。
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次は大物、カジカがいました。
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これはオオクラカケカゲロウでしょうか。
よく観ると愛嬌のある顔をしています。
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最強の肉食動物、ヘビトンボです。
私は幼虫の実物を初めて見ました。
頭は硬く大顎は噛まれると痛そうでしたが、脚のように見える突起がたくさんある腹は、ぷよぷよしていました。
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特別珍しい生物がいたわけではありませんが、これも面白くてやめられなくなりますね。
本当に有意義な一日でした。
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by Rika_Joppari | 2014-07-28 01:25 | 実験・観察・研修

頭骨を組み立てていたら

今日は午前中から、先日バラバラになってしまったカミツキガメの頭骨を組み立てていました。
部屋にこもって作業をしていると、2時間なんてあっという間に経ってしまいます。
小さいカメの頭が甲羅と繋がったところで、一旦休憩してお昼ご飯を食べました。

そして再び部屋に戻り、座ったところ、偶然床に小さな白いものが落ちているのを見つけました。
手でつまんでみると、質感から確かにこれは骨。
たぶん、カメのどこかの骨に違いありません。
でも、こんなに細い骨って、一体どこの骨だろう?・・・と考えた次の瞬間、

あっ、耳小骨だ。

と思いました。
こんな形の骨だったんです。
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すぐさま大きいカメの頭骨を手に取ってみて見ると、確かに片方の耳小骨がありません。
でも、どこにどうやってついていたのか?
もう一度頭骨をよーく見ると、
ありました! こんなところに。
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これまでこの骨は外側から先端しか見たことがなく、根元はどこについているのかなど考えたこともありませんでした。
今回頭骨がバラバラになってしまったおかげでこの骨が落ちて、全体の形とついている場所が確認できました。
カメの組み立て4回目にして、初めてわかったことです。
怪我の功名とはこのことですね。
しかも、落ちていたのに気づかなければ、そのままになっていたところです。
なんか今日はすごくトクした気分\(^0^)/
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by Rika_Joppari | 2014-03-23 13:56 | 実験・観察・研修

カミツキガメの頭骨

週末に作業するためにイルカのヒレを解凍していたのですが、今日はその前にかなり前から放置状態になっているカミツキガメの処理に取りかかりました。

大小2匹分の処理の途中だったので、今日はとりあえず頭としっぽをきれいにしました。
最近作業途中の写真を撮らずに進めてしまい、後で後悔することが多いのですが、
今日もまた撮るのを忘れてしまいました。
現在乾燥中のものを、1枚撮っておきます。
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ところが、久しぶりの作業だったので感が鈍ったのか、頭骨を煮すぎてしまい、縫合が外れてしまいました。
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復元するとこうなるのですが、この噛み合わせはものすごく細かくて、一度外れたらもう二度と元通りに組み合わせられないんです(泣)。
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ちょっとガッカリですが、まあこれでカメの頭骨がどんな風に分かれてできているのか、初めて知ることができたのだから、よしとしましょう。
カメの頭骨裂が詳しく出ている文献って、なかなか探せないのですが、どなたかご存知でしたら教えてください。
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by Rika_Joppari | 2014-03-09 21:28 | 実験・観察・研修

植物教材

天気の良い日曜日、まったりと窓から外を眺めていると、居間の横に紫色のきれいな花が見えました。
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この場所は堰の脇で、家の前から流れた雨水はここに集まり、堰に流れて行きます。
きっと雨水に流されてきた種子がここに留まり、春に芽吹くのでしょう。
特に種蒔きしたわけでないのに、時々去年と違う植物がここで花を咲かせることがあります。
以前、ホウセンカを育てたプランターを玄関の横に放置して置いたら、翌年から2〜3年続けてここにホウセンカがたくさん育っていました。

これは何という植物かわからないのですが、外に出て花をよくみてみると、いろんなことが見えてきました。

上からだんだんと下に向かってひとつひとつの花を見ていくと、花のつぼみから咲き始め、咲き終わり、そして種子になるまでのステージが一度に観察できます。
花は開花した後まず雄しべが成熟し、花粉がなくなったころに時間差でめしべが成熟し、柱頭が十字に巻いた形に開くようです。
下の写真の上段、左右の花は赤い葯が割れて緑色の花粉が出てきているステージ、中央の花はもう花粉はなく、柱頭が開いているステージです。
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花が終わったところは、子房が膨らんでいます。
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中学校1年生で植物の学習をしますが、ほとんどの子どもたちは植物の生長の過程がイメージできず、このような1本の植物を見ても、これが下からだんだんと花を咲かせて上に伸びていったということに気づいてくれません。
ファーストプランツで自分の植物を栽培させ、観察記録をとらせることの意味はこういったところにあるんですね。
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by Rika_Joppari | 2013-06-30 12:33 | 植物

マグロの水晶体

勤労感謝の日、理科サークルの研究会で岩手県の先生がマグロの眼球解剖を紹介してくださいました。
ウシやブタの眼球解剖はこれまでにもありましたが、マグロというのは初めて。
特に、その大きさにはビックリでした。
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その先生は、水晶体も細胞でできているというのを生徒に見せたいということから、ブタより大きくて扱いやすいマグロを選んだのだそうですが、実際に解剖してみると、水晶体が凸レンズの形ではなく球形だということ以外は、ブタと同じように視神経や網膜、虹彩が観察できることがわかりました。
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さて、問題の水晶体ですが、その先生は軽く熱湯で加熱して水晶体を白くし、タマネギの皮をむくようにして剝いだところをライトスコープで観察する方法を紹介してくださいました。
実際に細い横縞が見え、細長い細胞が並んでいるということがよくわかりました。

参加者ひとり1個ずつ解剖をしてもまだ眼球が余っていたので、残りは私がいただいて帰りました。

調べてみると、水晶体は発生の際、細胞がつくられるとすぐに核とミトコンドリアが抜け落ち、中はクリスタリンというタンパク質で満たされるのだそうです。
クリスタリンはα、β、γの3種類が混合しており、これが細胞を透明化させているのだとか。
このときできた細胞は核がないので再生することなく、一生使い続けるしかないわけですね。

どうしてもこの細胞を見てみたく、今日は顕微鏡で観察してみました。
水晶体はタマネギのような構造なので、爪を立てて剥いた鱗片のような部分を、まず双眼実態顕微鏡で観ると、繊維状であることがわかります。
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さらに少量を取り、カバーガラスをかけて酢酸オルセインで染色してみました。
核はないのでもちろん何も染まりません。

でも、400倍で観察すると、なんとびっくり!
そこに見えたのは、まるでファスナーのような繊維状の細胞です!
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このファスナーががっちりかみ合い、層状に重なって、球状の水晶体を形成しているのです。
生物のからだのしくみって、本当に面白いですね。
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by Rika_Joppari | 2012-11-26 23:13 | 実験・観察・研修