以前、
岩塩を割って劈開を見る実験を行ったので、なんか無性にそのモデルをつくりたくなってしまいました。
そこで、ゴソゴソとお道具箱の中を探してみると、発泡スチロール球がたくさん出てきました。
この箱は、私のものづくりのための材料がごちゃごちゃ入っているガラクタ入れなのです。
大小60個の球に、夜な夜な絵の具をペタペタ塗って乾かして、2色に塗り分けました。
今度はそれを接着剤でつなげて・・・
やっと完成!
食塩は塩化ナトリウムといって、塩素とナトリウムからできています。
黄色い球が塩化物イオン、青い球がナトリウムイオンを表しています。
塩化物イオンはーの電気、ナトリウムイオンは+の電気を持っているので、両者は引き合って強く結びついています。
でも、ちょっと力を加えてイオンの位置がずれると、今度はーとー、+と+が近づいて反発し、パリンと簡単に割れてしまうのです。
そのモデルが、これです。
そして、うまく割っていくと、このような立方体にすることができるのです。
このモデルは、磁石を埋め込んでいるので、くっつけては何回でも割ることができるんです〜。
あー、これでさっぱりした!