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奇跡のリンゴ

今日は本屋をぶらぶらしていて、いつも気になっていたあの本を買ってしまいました。

それは、「奇跡のリンゴ」という本で、無農薬・無肥料でのリンゴづくりに成功した木村秋則さんの記録なのです。

この人は弘前市(岩木)の人なので、この本は、このあたりではどこの本屋に行っても一番目立つところに平積みされているのです。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも取り上げられて有名になった人なので、私は道徳の授業で生徒に紹介したこともありました。

そんな理由で、いつか読んでみようと思っていたのですが、今日たまたま手に取って読み始めたら、なんだかグイグイ引き込まれてしまって、すぐにそのままカウンターに持っていき、今日一気に読み終わってしまいました。

何というか、この木村さんの成し遂げた偉業も凄いのですが、この人の生き方や、謙虚な人柄を表すひと言ひと言が、とても納得できて共感が持てて、ものすごい衝撃を受けました。
そして、さらに感銘を受けたのは、品種改良されて農薬や肥料が無ければ生きていけなくなったひ弱なリンゴの木でも、ちゃんと自然の力が木をたくましく生き返らせることができるという生態系の素晴らしさでした。

私もわずかですが、土壌生物のはたらきや自然界のシステムを理解しているつもりでしたが、実際にこの本を読んで、人間の力を遥かに越えた自然界の大きな力がこの地球上の生命を支えていることを再認識させられました。
そして、いかに人間は自然を無視した強引な方法で食物をつくり続けてきたのか、品種改良でひ弱な生物をつくり出してきたのかを、実感しました。
これは、つい先日これもまたDVDを買ってしまった「いのちの食べ方」というドキュメンタリー映画を観てしまったから、なおさら強く感じたことなのかもしれません。

表紙の折り返し部分に印刷されている、この言葉がとても印象的です。
「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。回りの自然の中で、生かされている生物なわけだ。人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている。」

この本、オススメの一冊です。
by Rika_Joppari | 2009-01-06 04:00 | ひとりごと