クジャクといえば、インドの国鳥。
インドを旅行したとき、ホテルの屋上に野生のクジャクが歩いているのには驚きました。
上野動物園には、シロテテナガザルと一緒の檻に、クジャクが入っていました。
木の枝に上がっているクジャクを見つけたシロテテナガザルは、
「ここはオレのテリトリーだからお前は下りろ!」
と言わんばかりに、クジャクを威嚇していました。
シロテテナガザルに追い払われたクジャクは、地面に下りたあと、その美しい尾羽を広げました。
今まで、クジャクの色彩豊かな目玉模様は、どこにいても非常に目立つ存在だと思っていました。
でも、この写真のように木漏れ日の中で広げた尾羽は、景色にとけ込みそれほど目立つ存在でもないことに気づきました。
森の中に住んでいるクジャクは、木漏れ日でカムフラージュして、案外目立たない存在なのかもしれませんね。