十二湖の小さな池では今、モリアオガエルの産卵の季節です。
この土日、あいにくの雨でしたが十二湖の調査に行ってきました。
湖畔にせり出した枝には、大きな卵塊があちこちにぶら下がっています。
産卵のときは、1匹のメスガエルにオスが何匹も重なっているそうです。
この枝は人気の産卵場所なんでしょうね。
この泡が、孵化するまでの卵を守っています。
表面は乾燥してすこし硬くなっていました。
もう中では孵化して、オタマジャクシがうごめいているのではないでしょうか。
雨が降ると、オタマジャクシがポタポタと湖に落ちてくるのです。
足下に、少し大きくなったオタマジャクシが泳いでいました。
落ちたオタマジャクシの多くは天敵に食べられてしまうのでしょうが、変態してカエルになると樹上に上がって暮らします。
今日は残念ながら、成体を見ることはできませんでした。
次の機会には見たいですね〜。