草原を歩いていると,かなりの頻度で動物の骨を見つけます。
人が食したものなのか,それともオオカミに食われた家畜なのかわかりませんが。
一度だけ,牛のような大きな動物が1頭,水たまりで死んでいるのを見かけました。
これはウマの顎だと思われます。
近くには頭部もありました。
ヤギの顎でしょうか,これをリュックに忍ばせて持ち帰ろうとしたのですが,やっぱり空港の検疫で没収されました(^^;
道のわきには,オボーと呼ばれる,このように石を積み上げたものがあちこちに見られました。

その土地の守護神が宿るのだそうです。
天の神様にいけにえをささける場所を,神様にわかりやすいようにつくるオボーもあるようです。
中にあるのは,いけにえにされた動物の骨なのでしょうか。
ある朝ヤクの群れを撮影していたら,その群れを見下ろす丘の上に,2羽のクロハゲワシを見つけました。
弱って倒れるものを待っているかのように,じっと群れを見ていました。
このハゲワシだって,生きるために餌を探すのに必死なのでしょう。
日本にいるとなかなか骨を見る機会が無いので,骨を集めている私などは,いつも変な人のカテゴリーに分類されてしまうのですが,ここにいると,骨はその動物がこの世に生きていた証のように思えてきます。