11月は天気のよくない日が多く、授業時間内で太陽黒点を観察できる日がなかなかとれずに困っていたのですが、先日やっと生徒に見せるチャンスが到来しました。
本校の理科室の窓は南南東を向いているので、午前中は窓から太陽がよく見えます。
そこで、教室は暗幕を締めて暗くし、天体望遠鏡を窓の外に向けて接眼レンズを上に向けると、こんな風に天井に太陽の像を投影することができるのです。
これで、授業中に理科室で生徒全員で太陽黒点の観察ができるのです。
この日の黒点は、小さめのものが3つほどしかありませんでしたが、全員で確認することができました。
写真では天井の模様が紛らわしくてよくわかりませんが、蛍光灯のところに黒点が見えます。
30秒も見ていると、太陽の像がどんどん動いているのに気づく子どもが出てきます。
これもまた生徒には感動で、
「すげー、速や!」
って騒ぎ出します。
こんなことで、地球の自転を実感することができるんですよ。
この観察の仕方、是非おすすめです。